経済・金融の状況と対応策を話し合う出席者(企画財政部提供)=(聯合ニュース)
経済・金融の状況と対応策を話し合う出席者(企画財政部提供)=(聯合ニュース)
【世宗聯合ニュース】韓国政府は25日、企画財政部を中心に金融関係官庁・機関の関係者を集め、拡大マクロ経済金融会議を兼ねた合同点検作業部会を開いた。米大統領選後に韓国の市場金利が上昇していることから、家計債務(個人負債)などに対するリスク管理を強化していくことで一致した。 出席者は、米大統領選後に金利上昇とドル高が急速に進んでおり、韓国の金融市場は米国の利上げの可能性やトランプ次期米大統領の政策方向などのために不透明感が増し、変動の幅が拡大する傾向にあるとの見方を示した。特に韓国の市場金利が上昇している点に注目し、関連市場の動向を綿密に見極める必要があるとの認識を共有した。 この先も米国や欧州の動きが韓国の市場に影響が及ぼす可能性があるため、引き続き市場の動向をモニタリングし、変動が大きすぎる場合は迅速に措置を取る。家計負債などリスクの管理も強化する方針だ。 また、米新政権の通商政策を注視し、早めの対応に向け関係官庁が緊密に協力する。米新政権とも積極的な意思疎通を図る。
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