国立ソウル顕忠院(国立墓地)でも金元大統領の追悼式が行われた=22日、ソウル(聯合ニュース)
国立ソウル顕忠院(国立墓地)でも金元大統領の追悼式が行われた=22日、ソウル(聯合ニュース)
【巨済聯合ニュース】韓国の金泳三(キム・ヨンサム)元大統領の死去から丸1年となった22日、金元大統領の故郷、南部の慶尚南道・巨済で追悼式が行われた。 巨済市が金元大統領の記録展示館前で開催した追悼式には市民や金元大統領の母校の生徒、行政機関関係者ら計300人以上が出席した。 権民鎬(クォン・ミンホ)市長は追悼の辞で「大統領の在任期間を一言で表現すると『改革の時代』であり、権威主義の時代から脱権威時代を切り開いていく国家改造の時代だった」と振り返った。また、「最近の韓国の現実は厳しく暗たんたるもので、こうした危機(の際)に大統領が私たちのそばにおらず非常に残念だ」と述べた。 出席者は追悼式後、今月1日から記録展示館で開催されている金元大統領の追悼写真展を見学した。展示館には生前の活動の様子や家族との写真などが約300点、展示されている。
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