総会に出席した朴社長(右)=(聯合ニュース)
総会に出席した朴社長(右)=(聯合ニュース)
【バクー聯合ニュース】アゼルバイジャンの首都、バクーで16日から4日間の日程で開かれた第5回ニュース通信社世界大会(NAWC)と第16回アジア・太平洋通信社機構(OANA)総会を機に韓国は「メディア外交」を大幅に強化できる新たな契機をつくった。  韓国国家基幹ニュース通信社、聯合ニュース18日(現地時間)、OANA総会で約40の加盟社の支持を受け、次期OANA議長社に選出された。  韓国の通信社がOANA議長社に選出されるのは初めてで、19年から3年間、事務局を運営しながら、加盟社の意見を調整し、総会と理事会を担当する。今後、国際社会のメディア界で認知度や影響力を高めることにつながると期待される。  今回の総会で各国のメディアは、聯合ニュースが紹介したニュース共有プラットフォームに高い関心を示した。同プラットフォームが安定的に定着すれば、APなど巨大通信社への依存度を減らし、国際社会の多様なニュースコンテンツを確保できることになる。  聯合ニュースの朴魯晃(パク・ノファン)社長は「聨合ニュースはデジタル時代に見合った協力モデルを提示しただけではなく、韓国のメディア外交を大幅に強化できるきっかけをつくった」と評価した。  一方、聨合ニュースは国内メディアが国際標準に合ったニュースコンテンツを生産し、コンテンツを検索できるように支援するオープンAPIを構築した功績が認められ、今回の総会で第1回OANAアワードを受賞した。
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