金垣洙・国連軍縮担当上級代表(資料写真)=(聯合ニュース)
金垣洙・国連軍縮担当上級代表(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】来韓中の金垣洙(キム・ウォンス)国連軍縮担当上級代表が、北朝鮮の核・ミサイル開発は世界的な不拡散体制に対する重大な挑戦だとした上で、北朝鮮は挑発を中止し、真摯(しんし)な対話を通じて非核化の道に戻らなければならないとの考えを示した。韓国外交部が18日、伝えた。 金氏は17日に南部の済州島で開幕した韓国と国連による軍縮・不拡散会議のあいさつで北朝鮮の核実験や弾道ミサイル発射に言及し、「成功の可否は別にして北が運搬可能な核兵器を追求することにおいて技術的な進歩があったと見るべきだ」と指摘。その上で、国際社会が団結し北朝鮮の挑戦に対応することは極めて重要だと強調した。 また、対北朝鮮制裁の履行能力向上のため国際的なパートナーシップが不可欠だとの認識を示した。 金氏は潘基文(パン・ギムン)国連事務総長が5年前に「共にすれば不可能はない」と発言したことを引き合いに、「われわれが(行動を)共にするなら、より安全でより良い世界をつくれる」と呼び掛けた。
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