記念撮影をする出席者=17日、バクー(聯合ニュース)
記念撮影をする出席者=17日、バクー(聯合ニュース)
【バクー聯合ニュース】アゼルバイジャンの首都バクーで17日、第5回ニュース通信社世界大会(NAWC)が閉幕した。韓国の聯合ニュースをはじめ、世界80カ国・地域の約90社が参加し、ニューメディア時代に「ニュースのハブ」である通信社が発展するための方向性などを模索した。北朝鮮・朝鮮中央通信の関係者も出席した。 聯合ニュースの朴魯晃(パク・ノファン)社長は、同社が独自開発したニュース共有のためのプラットフォーム「平昌ニュースサービスネットワーク」(PNN)を紹介し、多くの通信社から注目を浴びた。また、韓国の国家基幹ニュース通信社の代表として、行事を主催したアゼルバイジャンや各国を代表する通信社と協力、交流の強化策を話し合った。 会議の参加者は、デジタル、ニューメディア時代において、独立的かつ偏りのないメディアが生き残るのは徐々に困難になっているとの認識で一致。これらメディアの生存を脅かす無断転載や知的財産の侵害に強い態度で臨み、虚偽の報道や偏った報道を取り除いていくことにした。 また、過激主義と紛争、権威主義体制による報道関係者の犠牲が相次いでいることに懸念を示し、保護の重要性を訴えた。 一方、国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長はビデオメッセージを寄せ、「技術とビジネスモデルの変化は言論の自由に新たな章を開いたが、その一方で憎悪扇動など大衆を誤った方向に導く内容を拡散している」と懸念した。
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