PNNを紹介する聯合ニュースの朴魯晃社長(左端)=16日、バクー(聯合ニュース)
PNNを紹介する聯合ニュースの朴魯晃社長(左端)=16日、バクー(聯合ニュース)
【バクー聯合ニュース】韓国国家基幹ニュース通信社の聯合ニュースは16日、アゼルバイジャンの首都バクーで始まった第5回ニュース通信社世界大会(NAWC)で、2018年に韓国で開催される平昌冬季五輪に向け独自開発に取り組んでいるニュース交流のプラットフォーム「平昌ニュースサービスネットワーク」(PNN)を紹介した。 聯合ニュースは平昌五輪の主管通信社。五輪関連ニュースを世界各国の通信社とリアルタイムで共有するためPNNの開発を進めている。来年、開発を完了する計画だ。 世界の通信社がリアルタイムのニュース交流を行う場合、個別に取り決めを交わしソフトウエアなどを新たに開発しなければならない。しかし、PNNに加入した通信社は、聯合ニュースをはじめ他の加入社のコンテンツもリアルタイムでやり取りすることができる。 PNNは平昌五輪のために開発されたが、五輪後も各国のニュース交流の場として活用が可能だ。これが定着すれば、世界各地の通信社のコンテンツを全世界でリアルタイム共有できるようになる。 この日パネリストとして出席した聯合ニュースの朴魯晃(パク・ノファン)社長は、「各地域でニュースのハブの役割を担う通信社がニューメディア時代の課題を解決するには、効果的に協力する必要がある」と強調。PNNがそうした協力の基盤になるだろうと述べた。
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