与野党は14日に特別検察官制度導入と国政調査実施に合意した=(聯合ニュース)
与野党は14日に特別検察官制度導入と国政調査実施に合意した=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国与野党の国会議員が朴槿恵(パク・クネ)大統領の親友、崔順実(チェ・スンシル)容疑者の国政介入疑惑の真相究明を求め、特別検察官制度導入などに関する法案と国政調査の要求書を国会に提出した。 国会によると、与党セヌリ党、最大野党「共に民主党」、野党「国民の党」「正義党」の各院内代表と191人の与野党議員は15日に国政調査の要求書を提出した。また、共に民主党の院内代表が代表発議し与野党議員209人が署名した特別検察官制度導入に向けた法案も国会に受け付けられた。 特別検察官制度は捜査に影響を与えることのできる政府の高官らが捜査対象になった場合に与野党の合意で導入されるもので、捜査範囲に制限がなく政府から独立して独自に捜査できる。 国会法制司法委員会は16日に同法案を審議する予定だ。早ければ17日の国会本会議と22日の閣議を経て官報に掲載されれば施行となる。ただ、委員会での審議や本会議での処理の段階でセヌリ党の主流派が反発し、難航する可能性もある。セヌリ党の代表らは同法案と国政調査要求書に署名していない。
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