”崔順実（チェ・スンシル）疑惑”の文化体育観光部前次官、検察に出頭 「誠実に聴取を受ける」

”崔順実（チェ・スンシル）国政介入疑惑”の核心人物の一人とされる文化体育観光部の金鍾（キム・ジョン）前第2次官（55）が検察に出頭し、「誠実に聴取を受ける」と語った。

　検察特別捜査本部は16日午前10時、金前次官を被疑者として召喚し、聴取をおこなっている。

　この日午前9時38分ごろ検察庁舎に到着した金前次官は「文化体育観光部長官の推薦を主導したのか」、「崔順実容疑者とは、どのような関係か」、「崔順実容疑者の姪＝チャン・シホ氏が設立した韓国冬季スポーツセンターにサムスンが支援するよう圧力をかけたのか」などの取材陣からの質問に「すべて検察で誠実にお答えする」と一言のみ回答。また「検察捜査にあたり、徹底して完全に回答する」と述べた。

　一方、検察は先月29日、青瓦台（大統領府）に対する家宅捜査をおこなった際、金前次官の自宅も同時に家宅捜査していた。