“映像監督チャ容疑者のおじ”元大統領府教育文化首席が検察出頭…平昌五輪介入など＝韓国

“朴大統領の親友”崔順実（チェ・スンシル）の国政介入疑惑に関連し、キム・サンリュル元大統領府教育文化首席（56）が検察に出頭した。

　検察特別捜査本部は15日午後、キム元首席を召喚し調査している。同日午後2時33分頃、検察庁舎に姿を見せたキム氏は「誠実に臨む」と短く述べた後、足早に調査室へ向かった。

　広告監督チャ・ウンテク容疑者（47）の母方のおじに当たるキム氏はチャ容疑者の影響で去る2014年12月、教育文化首席に上りつめたという疑惑を受けている。キム氏はチャ容疑者が大統領直属の文化隆盛委員に委嘱された4か月後に教育文化首席に任命された。現在は淑明（スンミョン）女子大学の教授として在職している。

　また、キム氏は崔容疑者が実質所有する会社ダブルケイを支援したとする疑惑を受ける。ダブルケイ代表を担ったチョ某氏が某メディアを通して、崔容疑者の指示でキム氏らに会い、事業に関する話を交わしたと暴露した。

　さらにキム氏はチャ容疑者と共に平昌（ピョンチャン）冬季オリンピック関連施設の事業権を依頼するなど利権事業に介入したという疑惑も受けている。