ロッテ会長、きょう日本から帰国…朴大統領との単独面会疑惑で検察召喚か＝韓国

韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領と単独で会っていたとされるロッテグループの重光昭夫（韓国名:シン・ドンビン、61）会長が14日午後、帰国する。

　ロッテグループのソ・ジンセ対外協力団長は「昭夫会長がきょう日本から帰国する予定」とし「まだ検察から召喚通知を受けた事実はない」と述べた。

　昭夫会長はことし2月末から3月初めの間に、朴大統領と単独で会ったという疑惑をもたれている。昭夫会長の帰国によって、検察が近いうちに昭夫会長の召喚について、決定するものと予想される。

　ロッテグループは昨年10月、朴大統領の親友で国政介入疑惑の崔順実（チェ・スンシル）容疑者が実際の所有者であるとわかったKスポーツに17億ウォン（ロッテケミカル）、ことし1月にはミル財団に28億ウォン（ホテルロッテロッテ免税店）をそれぞれ拠出した。ことし5月初めにはKスポーツの京畿道（キョンギド）河南市（ハナムシ）スポーツセンター建設事業に70億ウォンを寄付したが、検察の家宅捜査直前である6月初めに返済された。

　ロッテグループはことし2月末と3月初めの間に、昭夫会長がシンガポールと日本などへ出張しており、単独で会ったという可能性は低いと明かしている。