共に民主党の秋代表(中央、資料写真)=(聯合ニュース)
共に民主党の秋代表(中央、資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の最大野党「共に民主党」の秋美愛(チュ・ミエ)代表が14日、青瓦台(大統領府)に朴槿恵(パク・クネ)大統領との会談を申し入れた。朴大統領の親友の国政介入疑惑をめぐり混乱が深まる現状の打開を図りたい考えだ。青瓦台は秋代表の要請を受け入れる意向を伝えており、15日に会談を開催することになった。  共に民主党の主要関係者は、この日朝に秋氏の提案を青瓦台の韓光玉(ハン・グァンオク)大統領秘書室長に伝えたことを明らかにした。秋氏が朴大統領に国民の思いを伝え、政局の混乱を収拾するための方策を講じようというもので、「2者間形式の談判」としての性格を持つ会談だと説明した。 秋氏と党は先週に青瓦台が朴大統領と与野党代表との会談を提案した際は、朴大統領が指名した首相候補の指名撤回などを要求しながら会談を拒否した。秋氏は会談の提案に訪れた韓秘書室長とも面会しなかった。 しかし、12日にもソウルで朴大統領の退陣を迫る大規模な集会が開かれるなど、混乱収束の気配はない。共に民主党は事態の深刻さを認識するとともに、最大野党として役割を果たしていないという世論を踏まえ、朴大統領との会談を通じ政局混乱の収拾に向けた主導権を握る狙いがあるとみられる。
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