金正恩氏　最前線の基地と部隊を視察＝延坪島攻撃計画承認

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は１３日、金正恩（キム・ジョンウン）朝鮮労働党委員長が黄海上の南北軍事境界線にあたる北方限界線（ＮＬＬ）に近い島の前哨基地と防衛部隊を相次いで視察したと報じた。　前哨基地は２０１０年１１月に北朝鮮が砲撃した延坪島から北に４キロしか離れていてない島にある。防衛部隊がある島は延坪島の北東６．５キロに位置する。　中央通信は前哨基地について、金委員長が新たに建設したと紹介した上で、敵が少しでも軽挙妄動をすれば即時に砲火をあびせられる強力な打撃基地と伝えた。　金委員長は軍幹部から西南戦線の砲撃部隊の延坪島攻撃に関する報告を受けた後、新たな同島攻撃計画を承認したという。　防衛部隊では施設を視察するとともに、兵士らに戦闘の心構えを説いた。