青瓦台で会見を行う鄭報道官=11日、ソウル(聯合ニュース)
青瓦台で会見を行う鄭報道官=11日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の鄭然国(チョン・ヨングク)報道官は11日の定例会見で、一部のメディアが2014年に発生した旅客船セウォル号沈没事故当日の「空白の7時間」に朴槿恵(パク・クネ)大統領が「美容整形手術を受けていた」との疑惑を提起し続けていると指摘した上で、「(疑惑内容は)全く根拠のない流言飛語だ」と反論した。 鄭氏は「朴大統領に直接確認した結果、全く事実ではなかった」と伝えた。大統領警護室にも確認した結果、事故当日は外部の人や病院の車が青瓦台を訪れた事実もないと強調した。また、朴大統領が事故発生後、15回にわたり国家安保室と政務首席室から報告を受けたと説明した。 「空白の7時間」とは、朴大統領が事故の最初の報告を受けてから中央災難(災害)安全本部を訪れるまでの時間を指す。事故当時も野党などが疑惑を提起したが、青瓦台は朴大統領が同本部を訪れるまでの7時間に、計7回にわたり口頭か電話で担当者に指示を出していたと明らかにした。
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