【ソウル聯合ニュース】韓国と日本、中国が今月末、外務次官補級による協議を行い、3カ国首脳会談の議題を話し合う方向で調整を進めていることが7日、分かった。韓国の外交消息筋が明らかにした。 同筋によると、3カ国は首脳会談を12月中に開催することを目指し、開催準備に向けた高級事務レベル協議(SOM)を今月末、東京で開催する方向で調整している。 首脳会談の今年の議長国である日本は会談の具体的な日程が決まり次第、SOMの日程を韓国と中国に通知するとされる。 韓国の外交部関係者は朴槿恵(パク・クネ)大統領の親友、崔順実(チェ・スンシル)容疑者が職権乱用などの容疑で逮捕され、朴大統領が検察の捜査を受け入れる意向を表明していることが3カ国首脳会談など外交日程に影響を与える可能性があるとの指摘に対し、「外交部としては与えられた任務を果たしたい」と述べた。 岸田文雄外相は6日、神戸市で行った講演で、3か国首脳会談に関して、「それぞれの国の国益のみならずアジアや国際社会の安定のためにも大変重要だ」とした上で、議長国として責任を果たしたいとの姿勢を示した。
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