朴大統領の親友側、検察を批判「陳述だけに依存して事実関係を特定」(提供:news1)
朴大統領の親友側、検察を批判「陳述だけに依存して事実関係を特定」(提供:news1)
韓国朴槿恵(パク・クネ)政権の“陰の実力者”として国政に介入していたという疑惑をもたれている中、3日拘束された崔順実(チェ・スンシル)氏(60)側が「検察が陳述だけに依存して事実関係を特定した」と批判した。

 チェ氏の弁護人は4日、取材陣に「捜査機関が自白に依存して事実関係を明らかにする時代は過ぎ、科学的な証拠により(事実を)探し出して確定しなければならない」と主張した、

 また「メディアの注目を受ければ一方では非常に指弾される人を弁護するという直・間接的な圧迫が非常にひどい」としながらも「世論の圧迫を受け、弁護を放棄することはできない」と付け加えた。

 チェ氏の拘束については「憲法上、無罪推定の原則があり、捜査は不拘束が原則」とし「令状が発布されたと裁判所の決定をそのまま受け入れることではない」と述べた。

続けて「拘束捜査については納得して(今後)積極的に違うことは違うと主張するもの」とし「法理的な部分に関して、事実通り明らかとなり、然るべき法の適用がなされることを期待している」と強調した。

 一方、ソウル中央地裁は前日、チェ氏に対する拘束前被疑者審問(令状実質審査)を開いた後、「犯罪事実が明らかとされ、拘束の理由と必要性が認められる」と逮捕令状を発布した。

 検察がまずチェ氏の身柄を確保したことにより、今後は今回の事件の核である朴大統領演説文の流出など、残りの疑惑に対する捜査も進めていくものと見られる。



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