朴大統領　４日にも談話発表＝検察の捜査受け入れ表明か

【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領の親友の民間人女性、崔順実（チェ・スンシル）氏が国政に介入していた疑惑をめぐり、朴大統領が４日にも国民向け談話を発表することを検討していることが３日、分かった。与党セヌリ党の複数の関係者が伝えた。　朴大統領は談話で国民にあらためて謝罪し、必要な場合は検察の捜査を受ける意向を示し、事態の収拾を急ぎたい考えだ。　朴大統領は一連の疑惑が浮上したことを受け、先月２５日、国民に謝罪する談話を発表している。　与党関係者は「朴大統領は崔氏事態で国民に大きな苦痛を与えたことについて真心を込めて謝罪したいとしている」として、「早ければあす、遅くても週末には国民にメッセージを発信すると思う」と述べた。　談話では首相に内定した金秉準（キム・ビョンジュン）氏に経済と社会分野の全権を与え、自身は外交と安全保障に専念する構想を打ち出すとみられる。野党は「一方的な人事」などと反発し、金氏の人事聴聞会をボイコットする方針を表明している。