”崔順実リスク”で韓国経済も打撃…四分期の成長展望も”暴風雨”
”崔順実リスク”で韓国経済も打撃…四分期の成長展望も”暴風雨”
朴大統領の”親友”崔順実(チェ・スンシル、60)氏が、民間人として国政介入したとし、検察が捜査を進める中、この”崔順実リスク”で韓国経済も打撃を受ける見込みだ。

 同事案の直前、サムスン電子「ギャラクシーノート7」の製造・販売中断でマイナス成長を予想していた最中、予想だにしなかった国政空白まで韓国を襲う。

 ことし韓国銀行の成長率展望値は2.7%。四分期は0%序盤の成長率を見せても、2.7%は達成可能だと見られている。しかし、展望の全体は追加更生予算など、政府の役割が十分に履行された際のもの。

 イ・ジュヨル韓国銀行総裁は先月26日、経済動向懇談会で「政府が、構造調整を経済論理により一貫性をもつように推進していくことが、何より重要だ」と述べた。

 現在、韓国経済は家計負債、不良企業、構造調整、ギャラクシーノート7の製造・販売中断、現代車のストライキ余波など否定的イシューを抱えており、米国金利引き上げという峠を越えなければならない。さらに、今月には米国大統領選挙もおこなわれ、グローバル市場が大きく揺れ動くことが予想される。

 よって政府など、政策当局の役割がより重要になってくるが、”崔順実イシュー”が政治圏に続き、金融や産業界にまで広がり、冷水を浴びせることになってしまった。

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