渡河訓練の様子(資料写真)=(聯合ニュース)
渡河訓練の様子(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国陸軍は2日、中部の忠清北道・南漢江一帯で大規模な渡河訓練を実施し、有事の際に戦車や装甲車を北朝鮮内部に迅速に展開させる手順を確認した。 訓練は韓国軍が先月31日から今月11日まで実施する定例の「護国訓練」の一環として実施された。 戦車や装甲車など約150台が投入され、兵士約200人が動員された。 訓練では川に設置された橋が破壊された状況を想定し、機械化部隊が迅速に渡河作戦を進め攻撃態勢を備えることに焦点が当てられた。 比較的水深の浅い南漢江上流で戦闘兵力を乗せたボートが先に川を渡り、装甲車が水に浮いたままボートに続いて渡河し橋頭堡(きょうとうほ)を確保した。 次いで、戦車や装甲車、自走砲などからなる主力部隊が橋を設置し迅速に対岸に渡った。 陸軍関係者は「訓練を通じ橋梁が破壊された際も、機械化部隊が河川を克服し迅速に敵を攻撃できる能力を確認した」と話した。
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