朴大統領親友　「私なんかが…」と「陰の実力者」疑惑を否定

【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領親友の民間人女性、崔順実（チェ・スンシル）氏が国政に介入していたとの疑惑をめぐり、崔氏が検察の調べに対して容疑を全面否定しているほか、「陰の実力者」との疑惑についても否定していることが１日、分かった。　検察関係者らによると、崔氏は「私なんかが…」として、朴政権の実力者として政府高官の人事などに影響力を行使したなどの疑惑を強く否定しているという。　大企業を対象に強制的に資金を集めた疑いが浮上している文化支援財団「ミル財団」とスポーツ支援財団「Ｋスポーツ財団」に関連し、資金集めに関与したとされる安鍾範（アン・ジョンボム）前青瓦台（大統領府）政策調整首席秘書官のことも「知らない」と主張しているという。　崔氏は先月３１日に検察に出頭した際、報道陣に対し、「国民の皆さん、許してください。申し訳ありません。死に値する罪を犯しました」と陳謝していた。　崔氏は同日夜、緊急逮捕された。検察は２日午後に逮捕状を請求する方針だ。