現代自動車の１０月世界販売　前年同月比１０%減

【ソウル聯合ニュース】韓国の現代自動車は１日、１０月の国内と海外を合わせた販売台数は前年同月比１０．１%減の４１万１４９９台だったと発表した。　韓国国内では、車に課される個別消費税の引き下げや新車の発売などで販売が大きく伸びた昨年１０月に比べ３０．４%減の４万７１８６台に落ち込んだ。　だが、ストを繰り返していた労働組合と会社側の賃金交渉が妥結し、生産・販売が正常化したことで、前月に比べると１３．６%の増加となった。　国内の販売内訳は、小型セダン「アバンテ」が７９４３台、中型セダン「ソナタ」が５６０４台、大型セダン「グレンジャー」が３５２７台など。　多目的レジャー車（ＲＶ）はスポーツタイプ多目的車（ＳＵＶ）の「ツーソン」が４１２７台、同じくＳＵＶの「サンタフェ」が４０２７台など計８７１７台を販売した。　高級車ブランド「ジェネシス」は「Ｇ８０」が４８７６台、「ＥＱ９００」が９６５台の計５８４１台。　一方、海外販売は３６万４３１３台で前年同月比６．６%減少した。国内工場からの輸出分は勤務日数の減少や台風の影響で８．３%減の９万９０６台、海外工場での生産分も勤務日数の関係や新興国の景気低迷などで６．０%減の２７万３４０７台となった。