“国政介入疑惑”などに関連し検察調査を受ける中緊急逮捕された崔順実(チェ・スンシル、60)氏が2日目の再調査でも、容疑の大部分を否認していることが分かった。
“国政介入疑惑”などに関連し検察調査を受ける中緊急逮捕された崔順実(チェ・スンシル、60)氏が2日目の再調査でも、容疑の大部分を否認していることが分かった。
“国政介入疑惑”などに関連し検察調査を受ける中、緊急逮捕された崔順実(チェ・スンシル、60)氏が2日目の再調査でも、容疑の大部分を否認していることが分かった。

 1日、崔順実疑惑検察特別捜査本部によると、崔氏はミル・Kスポーツ財団の私有化を通した横領疑惑をほぼ否認している。

 韓国検察はこの日午前10時からソウル拘置所に収監された崔氏を呼び、調査中だ。調査は前日と同様にソウル中央地検7階705号刑事8部映像録画室でおこなわれている。

 崔氏は前日、ミル・Kスポーツ財団の設立及び運営過程を取り巻く疑惑に関連し重点的に調査を受けたが、容疑を否認していることが伝えられた。検察は崔氏を相手に2財団の疑惑を調査した後、朴槿恵(パク・クネ)大統領の演説文事前流出疑惑の調査を続ける方針だ。

 検察関係者は「調査するものが多い」と伝えた。検察は国政介入・財団私有化疑惑を集中追及した後、はやければ2日にも拘束令状を請求する計画だ。

 検察は前日の10月31日夜11時57分頃、崔氏を緊急逮捕した。検察の逮捕期間は48時間であり、崔氏を拘束するためにはこの時間内に裁判所に拘束令状を請求しなければならない。そして、裁判所の拘束前被疑者尋問(令状実質審査)で崔氏に関する疑惑を立証し、拘束の必要性が認められれば、崔氏の身辺を確保した状態のまま追加調査を継続することができる。

 検察はミル財団の人事を左右するなど財団運営に深く関与したとされる広告監督チャ・ウンテク氏(46)も召喚する方針だ。検察は中国に滞在中のチェ氏がまもなく、帰国すると見ている。

 検察は前日、崔氏が代表を務めるアフリカピクチャーズと崔氏が実際の所有主とされるプレイグラウンドコミュニケーションズなどを家宅捜索した。また、崔氏所有の幽霊会社とされるエヌボックスエディットも共に家宅捜索した。

 エヌボックスエディットは物議を醸している“ヌルプム体操”の動画を制作した下請け会社だ。また、プレイグラウンドコミュニケーションズは崔氏の知人キム・ホンタク氏が代表を務め、朴槿恵(パク・クネ)大統領のアフリカ3カ国歴訪当時、関連文化行事事業を受注した。アフリカピクチャーズはこのプレイグラウンドコミュニケーションズの会員会社の一つだ。

 また、検察はチェ氏を召還した先月31日当日、SC第一銀行、KB国民銀行など都市銀行4か所の本社を順に家宅捜索し、金融取引の関連資料を確保した。崔氏はKB国民銀行などからソウル・新沙洞(シンサドン)に位置する自身所有の建物などを担保で何度も貸し出しを受け、市中銀行から特典を提供されたという疑惑も受けている。

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