スーパーでハクサイを選ぶ消費者=(聯合ニュース)
スーパーでハクサイを選ぶ消費者=(聯合ニュース)
【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が1日発表した消費者物価動向によると、10月の消費者物価は前年同月比1.3%上昇した。上昇率は今年2月(1.3%上昇)以来の高水準で、2カ月連続の1%台となった。猛暑で出荷量が減少した農畜水産物の価格上昇などが反映された。 上昇率は5月から4カ月連続で0%台にとどまっていたが、9月に1%台を回復した。 10月の物価の長期的な流れを示すコア指数(農産物と石油類を除く)は前年同月比1.5%上昇した。月ごとの変動が激しいエネルギーと食料品を除いた指数の上昇率は1.6%だった。 生活物価指数は1.0%上昇した。2014年7月(1.4%)以来の高水準となる。 野菜や果物、魚類など生鮮食品の物価指数は15.4%上昇した。 農畜水産物は8.1%上昇し、物価全体を0.6ポイント押し上げた。 サービス物価も1.8%上昇し、物価を1.00ポイント押し上げた。ただ、電気・水道・ガスは8.2%下落し、物価全体を0.39ポイント押し下げた。 統計庁の関係者は「農産物を中心に農畜水産物の価格が依然高い。来月からはガス供給価格の引き上げが予定されているほか、原油価格も上昇するとみられ、物価の下押し圧力が弱まっている」と説明した。
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