朴大統領親友が帰国、検察捜査で南北軍事接触内容など明らかとなるか(提供:news1)
朴大統領親友が帰国、検察捜査で南北軍事接触内容など明らかとなるか(提供:news1)
韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の親友の民間人女性、崔順実(チェ・スンシル)氏(60)が国政全般に関与したという状況がマスコミ報道される中、チェ氏が帰国し、南北極秘軍事接触内容が明らかとなるか関心が集まっている。

 先立って韓国の番組はチェ氏が受け取った文書に外交・安保と関連した機密内容が多数含まれていると報道した。特に韓国軍が2012年12月、北朝鮮の国防委員会と3回、極秘接触したという北朝鮮関連の機密報道も込められていた。

 南北間の対話は2010年3月、北朝鮮の天安艦沈沒事件後、公式中断された。従って韓国軍と北朝鮮の国防委員会の極秘接触は機密事項で、大統領当選人の身分として報告された敏感な極秘事項に該当する。

 このような報道について国防部は公式立場を通じ「文書にある内容のように接触があったのかについては確認できない」と伝えた。

 しかし、チェ氏が30日に急きょ帰国し、弁護人を通じて「検察捜査に積極的に応じる」との意思を明かしただけに、現在まで浮上した複数の疑惑が検察で明らかとなるものとみられる。

 ただし、これと共に北朝鮮が韓国政府に介入する可能性もさらに大きくなるものと予想される。北朝鮮はすでに複数のメディアを通じて、このことを言及しながら連日非難している。

 一方、検察はこの日午後、チェ氏を召喚し調査する計画だ。検察はチェ氏の演説文介入過程はもちろん、外交安保文書入手状況について集中的に調査するものとみられる。

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