硬い表情の朴大統領=(聯合ニュース)
硬い表情の朴大統領=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】世論調査会社の韓国ギャラップが28日に発表した世論調査によると、朴槿恵(パク・クネ)大統領の支持率は就任後最低となる17%を記録した。6週連続の低下。前週からさらに8ポイント下落した。 調査は今月25~27日に全国の成人男女1009人を対象に実施された。不支持率は74%で、前週から10ポイント上昇した。 支持率を地域別にみると、首都圏と忠清道がそれぞれ16%、全羅道が7%だったほか、支持基盤の大邱市・慶尚北道が27%、釜山市・ソウル市・慶尚南道が20%にとどまった。 また、伝統的支持層の60代以上でも支持率は36%で、不支持率(52%)をはるかに下回った。 朴大統領が親友の女性、崔順実(チェ・スンシル)の国政介入疑惑について国民に謝罪した翌日の26日と27日の調査では、支持率が14%に下がり、不支持率は78%に達した。地域や年齢、性別、支持政党、職業、理念などを問わず、朴大統領に対する否定的評価が多かったことを意味する。 また、今回の調査で、「崔氏の国政介入疑惑が事実だと思う」と答えた人が77%に上り、「事実ではないと思う」との回答は7%にとどまった。 政党の支持率は最大野党「共に民主党」が29%で首位。与党セヌリ党は26%で前週より3ポイント下がった。第3党の「国民の党」は2ポイント上昇の12%だった。
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