韓国冬季スポーツ英才センターは、「優秀な人材を発掘し、初期教育をおこなう」という趣旨の団体で、昨年6月、社団法人として登録された。
表向きには出ていないが、英才センターの実質的運営は崔順実氏の姪であるチャン・シホ氏が担っていると伝えられた。チャン氏は学生時代、乗馬選手として活躍。1990年代、大統領期全国乗馬大会で優勝の実績をもつ。
しかし、ウィンタースポーツとは特別な縁がない乗馬選手出身のチャン氏が、「韓国冬季スポーツ英才センター」に関与する点が疑問であり、設立後、すぐに莫大な予算の支援を受けたとの点でも、”特例疑惑”が提起された。
これら経緯から、トップ選手を育成するとの名目で突然設立された新たなスポーツ法人に、容易に巨額の”国の金”が支援された点で、”異なる背景”があるのでは、との疑惑が提起されている。
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