仁川市内のホテルで開かれた「世界領事フォーラム」ハイレベル会議=26日、仁川(聯合ニュース)
仁川市内のホテルで開かれた「世界領事フォーラム」ハイレベル会議=26日、仁川(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】海外で国民の保護を担う世界の領事担当者らが一堂に会する「世界領事フォーラム」のハイレベル会議が27日、閉幕した。 韓国・仁川で25日に開幕した今回の会議には世界33カ国・地域の領事担当者、国際機関など19機関の関係者ら約100人が出席した。 会議ではテロや自然災害などへの共同対応、安全な海外旅行、移住労働者問題など領事協力について協議し、実質的な協力策を盛り込んだ「ソウル合意文」を採択した。1967年に発効した「領事関係に関するウィーン条約」以降、初めての領事分野の国際合意となる。 合意文で各国は安全な旅行文化の形成促進やテロ・災害など危機状況への共同対応、移住労働者への領事サービス提供などで積極的に協力することにした。今後新設される「世界領事フォーラム(GCF)」サイバー事務局の運営は韓国が担うことになった。 同会議は領事分野での国際的な課題を話し合うため、2013年に発足したGCFが18カ月ごとに開催している。今回は3回目で、初めてのアジア開催だった。
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