SKハイニックスのロゴ(資料写真)=(聯合ニュース)
SKハイニックスのロゴ(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の半導体大手SKハイニックスは25日、7~9月期の売上高が4兆2436億ウォン(3896億円)、営業利益が7260億ウォンを記録したと発表した。前年同期比で売上高は13.8%減、営業利益は47.5%減となったが、半導体メモリー価格の上昇が追い風となり、前期比では売上高が7.7%、営業利益が60.3%増加した。   前期比で売り上げが増加した要因には、モバイル新製品の発売とパソコン需要などでメモリー市場の状況が改善されたことなどが挙げられる。  同社は営業利益の増加について、DRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)の最新技術である回路線幅が20ナノ(ナノは10億分の1)メートル台前半の製品の拡大により、原価削減効果や価格が上昇したためと説明した。 純利益は法人税納付などの費用を反映すると5978億ウォンだった。 DRAMの出荷量はパソコンメーカーの在庫蓄積需要やモバイル新製品の発売などに伴い、前期より8%増加した。 NAND型フラッシュメモリーの出荷量は、モバイル新製品の発売や大容量化に伴い、前期比12%増加した。平均販売価格は7%上昇した。 同社は7~9月期から供給を始めた20ナノメートル台前半のDRAM製品の割合をさらに拡大する。 また、次世代10ナノメートル台後半のDRAM製品の開発も続け、DRAM製品の競争力を強化していく方針だ。
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