韓国国防部、来年度予算に7千億ウォン増額を要求＝北の脅威に備え

韓国国防部は25日、来年度の国防予算編成と関連し、国会に7124億ウォン（約650億円）を増額するよう要求した。

　韓民求（ハン・ミング）国防長官はこの日、国会で開かれた国防委員会全体会議に出席し、国防予算案提案説明書を通して、このように要求した。

　韓長官は「政府予算案を提出後、現実化している北朝鮮の核ミサイル脅威はもちろん、局地挑発に対する対応能力を構築し、必須な緊要戦力を確保するための追加予算として、7124億ウォンの増額をお願いしたい」と説明した。

　一方、来年度の国防予算案は昨年に比べて4.0%増額の40兆3347億ウォンで編成された。このうち、国防所管の戦力運営費は28兆1757億ウォンで、防衛事業庁所管の防衛力改善費は12兆1590億ウォンとされる。