都羅山展望台(資料写真)=(聯合ニュース)
都羅山展望台(資料写真)=(聯合ニュース)
【坡州聯合ニュース】南北軍事境界線に接する非武装地帯(DMZ)内にある都羅山展望台(京畿道坡州市)が、来年末までに新築移転される。観光客が利用しやすく、眺望もさらに良い展望台となる見通しだ。 坡州市は25日、来月中に都羅山展望台の新築移転に向けた行政手続きを終え、年内に着工する方針を明らかにした。軍との協議も終えている。 市は80億ウォン(約7億3000万円)を投じ、地下1階、地上3階建て、延べ床面積2391平方メートルの展望台を来年末までに新築する予定だ。現在の展望台から北東に160メートル移動し、北朝鮮側に11メートル近付く。海抜は167メートルと、12メートル高くなり、北朝鮮の集落や、今年2月に閉鎖された南北経済協力事業の開城工業団地も見渡すことができる。 現在の展望台は1986年に建てられた。年間80万人の観光客が利用するには狭く、老朽化が進んでいた。新展望台が完成した後は、軍部隊が活用する予定だ。
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