【ソウル聯合ニュース】韓国財界を代表する団体、全国経済人連合会(全経連)が24日発表した大学生3461人を対象にした調査の結果によると、回答者の52.6%が今年の大卒新規採用環境は昨年よりも「厳しい」と答えた。 次いで、「(昨年と)変わらない」(26.5%)、「分からない」(18.3%)、「良い」(2.6%)の順となった。 大学生が働きたいと思う企業は「大企業」(32.3%)、「公社などの公企業」(25.4%)、「中堅企業」(13.3%)、「外資系企業」(8.5%)、「金融機関」(5.5%)、「中小企業」(5.3%)の順。 実際に就職すると予想される企業は、「大企業」(24.4%)、「中堅企業」(19.0%)、「公社などの公企業」(15.7%)、「中小企業」(15.4%)、「外資系企業」(4.8%)、「金融機関」(4.6%)の順だった。 大学生が希望する初年度の年収は平均で3464万ウォン(317万円)だった。これは昨年の韓国労働者のうち、上位32.8%の年収に該当する。 大学生が就職で最も重要だと考えているのはインターン経験(75.0点)で、次いで英会話能力(74.9点)、専攻関連の資格(72.3点)、専攻関連の経験(71.8点)となった。 全経連の担当者は「大学生は若者の失業問題の解決に向け大企業と中小企業間の賃金・労働条件の格差解消や良質の雇用創出が最も必要だと考えている」としながら、政府の規制改革などで良質の雇用を生み出す必要性を強調した。
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