北朝鮮の対南組織、韓国サイトに向けた“ネット書き込み専門チーム”運営

北朝鮮が対南（韓国）組織に所属してサイバー宣伝活動を担当する“コメント（ネット書き込み）専門担当チーム”を運営中であることが分かった。

　24日、政府当局者などによると、北朝鮮は軍偵察総局、労働党統一戦線部文化交流局、朝鮮6・15編集社などの対南組織で、韓国のポータルサイトに掲載されたデマなどをインターネットやソーシャルネットワークサービスに流す専門チームを運営している。

　彼らは主にDDoS攻撃やハッキングなどを遂行すると伝えられたが、海外派遣要員などは対南・対外情報収集はもちろん、虚偽情報流布などのサイバー心理戦も遂行する。

　その中で彼らは韓国内サイトにも宣伝文を掲載・流布する作業を担当していると伝えられた。これに伴い、去る4月、中国の北朝鮮式レストラン従業員が集団脱北した事件の際、労働党統一戦線部の指令により韓国サイトに“誘引拉致”の主張を展開したことも分かった。