クアラルンプールのホテルに姿を現した韓成烈外務次官=22日、クアラルンプール(聯合ニュース)
クアラルンプールのホテルに姿を現した韓成烈外務次官=22日、クアラルンプール(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の外務省幹部と米国の元国務省幹部らがマレーシアで非公式に接触したことについて、韓国外交部の当局者は23日、米国側が今回の対話は民間レベルのもので米政府とは無関係だと説明したと伝えた。 同当局者は、米政府は北朝鮮の非核化を最優先するという確固たる原則の下、非核化の意思が全くない北朝鮮と性急に対話を持った場合、北朝鮮の行動を正当化するだけだという明確なスタンスを取っていることを強調した。 その上で、北朝鮮が民間レベルの対話に現職の外交当局者を派遣したことについて、「前例のない国際社会からの制裁と圧力を受けて、外交的に孤立していることを示すもの」と指摘。「韓米両国は国際社会と緊密に連携しながら、北に対する制裁と圧力を加え続けていく」と話した。 北朝鮮外務省の韓成烈(ハン・ソンリョル)外務次官とチャン・イルフン国連大使はマレーシア・クアラルンプールのホテルで21日、1994年の米朝核枠組み合意締結時に米国の首席代表を務めたガルーチ氏や元6カ国協議次席代表のデトラニ氏と会合した。
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