ビラ散布の様子(自由北韓運動連合提供)=21日、坡州(聯合ニュース)
ビラ散布の様子(自由北韓運動連合提供)=21日、坡州(聯合ニュース)
【坡州聯合ニュース】韓国の北朝鮮脱出住民(脱北者)団体「自由北韓運動連合」は21日、南北軍事境界線に近い京畿道・坡州で、北朝鮮によるミサイル発射を糾弾する内容のビラ30万枚などを大型風船にくくり付け、北朝鮮に向けて飛ばした。ビラのほか1ドル札2000枚、韓国の発展の様子を伝える小冊子200冊も一緒に飛ばした。 同団体の朴相学(パク・サンハク)代表は「国連と国際社会が強く糾弾しているにもかかわらず、北は10月だけでミサイルを2回発射した」と批判。ビラの散布は核とミサイルによる挑発をやめるよう北朝鮮に促すためだと説明した。 北朝鮮は15日と20日、北西部の平安北道・亀城付近で中距離弾道ミサイル「ムスダン」とみられるミサイルを発射。いずれも発射直後に爆発し、失敗に終わった。
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