米戦略兵器の朝鮮半島投入に対する議論はすでにSCMで言及されるだろうと予測されてきた。
韓米は今回のSCMを通じて拡張抑制時効力提供を重要議題としていたが、これと関連して韓国で北朝鮮の核・ミサイル挑発に対応するための韓国の独自核武装や戦術核兵器の再配備の声が高まってきたためだ。
しかし戦術核兵器の再配置など韓国に核兵器を持ち込むことと関連しては韓米は否定的な立場をとっていたため、このような声が現実化されにくいという見通しが優勢だった。
実際にSCM開催の前日である19日、尹炳世(ユン・ビョンセ)外相は朝鮮半島の非核化に対して以前と変わらぬ立場を重ねて明らかにした。
したがって独自の核武装論などが現実的に不可能な状況で、代案として提起されたのが米戦略兵器の常時配備とみられる。
ただし、米戦略兵器を朝鮮半島に固定して配備させるのが不可能であるだけに、韓米はこれを常時配備という概念に転換して検討することにしたものとみられる。
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