平昌オリンピック広報映像、自国でも”低評価”… ソウル五輪映像より「はるかに出来が悪い」(提供:news1)
平昌オリンピック広報映像、自国でも”低評価”… ソウル五輪映像より「はるかに出来が悪い」(提供:news1)
先ごろ韓国・文化体育観光部がオンラインに公開した平昌冬季オリンピック広報映像が、自国でも低評価を受けている。また、1988年ソウル五輪のテーマ曲だった「Hand in hand」と比較され、当時の映像より「出来が悪い」と大ブーイングが巻き起こっている。

 ソウル五輪のテーマ曲「Hand in hand」はイタリア人演出家が作曲を担当、コリアナが歌い、ドイツやスイス、スウェーデンなどヨーロッパチャートで1位を記録した。また、米国のラジオ放送でも五輪期間に1位を獲得するなど、全世界で愛された。特に、冷戦下により五輪ボイコットが続いた中、”和合”を強く訴えたソウル五輪を代表する作品との評価を受けた。

 これに比べて、平昌冬季オリンピック広報映像「Arari Yo!平昌」を見たネットユーザーらの反応は、極めて冷たいものだった。一部では、「公式テーマ曲と広報映像のための曲を単純に比較するのは無理がある」との指摘も出ているが、脈絡もなく登場する曲と滑稽なダンスがミックスされた映像が、平昌冬季オリンピックと「何の関係があるのか」と疑問視する声が後を絶たない。

 これに対し、文化体育観光部は18日、オンライン上で議論を巻き起こしている「Arari Yo!平昌」映像は「平昌冬季オリンピックの公式広報映像ではない」と明かした。

 関係者は「この映像は、オンラインダンス映像コンテストを広報するためのミュージックビデオ」とし、「平昌冬季オリンピックのビジョンとコンセプトを反映した広報映像は、平昌五輪組織委員会が来週中、公式チャンネルを通して公開する予定」と強調した。

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