北、5次核実験を露・中に”事前通告”か=米国専門家
北、5次核実験を露・中に”事前通告”か=米国専門家
北朝鮮が去る9月9日に5次核実験を断行した当時、中国だけでなく、ロシアにも事前通告していたとの主張が提起された。

 11日(現地時間)、米国北朝鮮専門家マイケル・マッデン氏は北朝鮮動向ウェブサイト「38 North」に寄稿した「Under New Management: Shifts in North Korea’s Foreign Ministry and Nuclear Communications」で、北朝鮮が中国には崔善姫(チェ・ソンヒ)外務省米州局副局長とキム・ソンナム労働部国際部副部長を、ロシアにはユン・ドンヒョン人民武力部副部長と労働部国際部の高位官僚を送っていたと主張。労働党幹部の中国訪問を根拠に、北朝鮮が中国側へ5次核実験を事前通告していたとの観測が提起されてきたが、これらをふまえて、「ロシアにも事前通告した」との主張が今回初めて提起された。

 一方、ロシア外務部は4次核実験の直後に発表した声明で「韓国政府と緊密に協力する」と明かした反面、5次核実験後には「非難する」とし、「関連諸国が緊張を高めるような北朝鮮の行動に、自制を求める」としながら、通常通りの非難声明を出していた。

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