朴大統領はこの日午前、大統領府で映像国務会議を主宰し、「脱北民は先に来た統一であり統一の試験場」とし、「関係部署は脱北民の定着制度を再点検し、自由と人権を求める北朝鮮住民たちを十分に受容できる体系と力量を早く備えていくことを望む」と伝えた。
これは北朝鮮から実際に大量脱北が発生する可能性を念頭に置いたもので、朴大統領が最近発生している北エリート層の相次ぐ脱北を北朝鮮内部の亀裂および大量脱北の前兆と見ていることを示す。
これに関連して朴大統領は「最近、北朝鮮の一般住民はもちろん、幹部層の脱北も増加しているが、北朝鮮には未来がないという絶望感を抱いたり、子供たちの将来のため、または子供たちが自らの未来や希望を求めて脱北するなど、動機も多様化している」と明らかにした。
朴大統領は続けて「脱北者を十分に受容できる体系と力量を備えてほしい」と指示し、「10万脱北村建設」が実際にはずみをつけるのか、注目される。
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