【ソウル聯合ニュース】仁川国際空港からの密入国を防ぐため保安管理専門部署が新設される。韓国の法務部と行政自治部は4日、こうした内容を盛り込んだ「法務部とその所属機関職制一部改正令案」を11日から公布・施行すると明らかにした。 これに伴い、仁川空港出入国管理事務所に20人規模の「保安管理課」が新設される。 同課は出入国保安管理を統括し出入国審査場を24時間、防犯カメラで監視するほか、見回りなどを行い密入国者の摘発を行う。 これまでは審査課と情報分析課で保安管理業務を担当してきたが、体系的な保安管理が難しいという指摘が出ていた。 一方、クルーズ船を利用し韓国を訪問する外国人旅行客が急増しているため、入国審査人員を15人増員し、済州、釜山、仁川の港湾に配置する。 法務部の金賢雄(キム・ヒョンウン)長官は「国際空港の保安強化のため専門部署・人員を増やし、出入国審査エリアの防犯カメラ映像を仁川国際空港公社対テロ状況室と共有するなど、関係機関との連携を強化している」と説明した。
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