【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の趙俊赫(チョ・ジュンヒョク)報道官は29日の定例記者会見で、米政府がこのほど各国政府に北朝鮮との外交・経済関係の断絶を求めたことに関する韓国政府の立場を問われ、「北が非核化の道を歩むようあらゆる手段を用いて北に圧力を加えていく」と述べた。 趙報道官は「北に対する厳しいメッセージを継続して発信する意味で国際社会と緊密に協議しており、このための全方位的な外交努力について韓米間で緊密な協調を図っている」と説明した。 また韓米が北朝鮮を非核化に導くための手段と戦略に関して、絶え間ない協議を進めていると伝えた。  その上で、「北が重大な戦略的挑発をしている状況下では、国際社会で正常に活動できない環境を作ってこそ、北は戦略的な計算を変えるため、韓米は国際社会とともに北を変化させるために様々な外交的手段を活用していくという方針」と話した。  さらに趙報道官は同日までに世界97カ国・地域と14の国際機関が、北朝鮮が9日に行った5回目の核実験を批判する声明などを発表したと紹介した後、「(信者)12億7000万人のカトリックを代表するローマ法王庁(バチカン)が北の挑発に対して公式の立場を表明したのは初めてであり、非常に異例で注目すべきことと評価する」と話した。 
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