イラン・エスファハーンのイマーム広場(資料写真)=(聯合ニュース)
イラン・エスファハーンのイマーム広場(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国国家基幹ニュース通信社の聯合ニュースと国営イラン通信(IRNA)は28日から来月23日まで、ソウル・光化門の大韓民国歴史博物館で共同写真展「韓国とイラン、1300年の縁」を開催する。 写真展では、核開発問題に伴い36年間続いた国際社会の制裁が解除されたイランの隠れた魅力に焦点を当てる。 古代から交流を続けてきた韓国とイランの古い歴史から現在の両国関係に着目することで、今後の両国の友好関係はもちろん、文化的なパートナーシップ関係を強化する土台になると期待される。 イランの説話集には約1300年前に古代ペルシャの王子が朝鮮半島の新羅の王女と結婚したという逸話が載っているほど、両国の縁は深い。 写真展にはペルシャの影響を受けたとされる新羅時代の遺物やイランと韓国の伝統文化、両国の代表的な古都、慶州とエスファハーンの遺跡、両通信社のこれまでの歩み、1962年の両国の国交樹立以降の政治・経済・文化・スポーツなど、さまざまな分野で進めてきた協力関係に関する写真約140点が展示される。 韓国ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」「朱蒙(チュモン)」をはじめとするイランの韓流ブームを収めた写真も紹介される。 写真展の開幕式には趙允旋(チョ・ユンソン)文化体育観光部長官、ハッサン・テヘリアン駐韓イラン大使、李文鎬(イ・ムンホ)ニュース通信振興会理事長、「朱蒙」の主演を務めた俳優ソン・イルグクさん、女優ハン・ヘジンさんらが出席する予定だ。 写真展は朴槿恵(パク・クネ)大統領が5月にイランを国賓訪問したのに続き、同月イランを訪れた聯合ニュースの朴魯晃(パク・ノファン)社長がIRNA側と写真展を共同開催することで合意し、実現した。 イランの首都、テヘランでも27日(現地時間)から共同写真展が開かれる。
Copyright 2016(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0