【世宗聯合ニュース】中東呼吸器症候群(MERS)が流行した影響で、昨年は韓国を訪れた外国人観光客の数と支出額がいずれも減少したことが25日、分かった。 与党セヌリ党の沈在哲(シム・ジェチョル)国会議員が予算政策処から提出を受けた資料によると、昨年の訪韓外国人観光客は約1323万人で前年比6.8%減少した。 観光収入額は151億8000万ドル(約1兆5329億円)で同14.3%減少した。外国人観光客1人当たりの平均支出額は同8.0%減の1147ドルだった。 予算政策処は、外国人観光客を増やすためには、商品購入の際にかかる内国税を還付する窓口を一本化する必要があるとした。 また、外国人観光客にあまり知られていない事後免税制度の広報を強化する一方、許可を受けずに「Duty Free(免税)」の看板を掲げ営業する店舗を強力に取り締まるべきだと指摘した。
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