【ソウル聯合ニュース】国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は22日(米東部時間)、米ニューヨークの国連本部で韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官と会談し、北朝鮮の核実験に対する国際社会の対応について、「国連安保理が一致して新たな制裁決議を迅速に採択できることを期待する」と述べた。韓国外交部が伝えた。 年末に事務総長の任期を終える潘氏は約10年の在任中、韓国政府と国民が声援を送ってくれたことに謝意を示した。 尹氏は潘氏が国連トップとして、気候変動対応や持続可能な開発の実現、男女平等の促進、難民問題、国連改革などで残した多くの成果を評価した。その上で、潘氏が早期発効を訴えてきた地球温暖化防止に向けた新たな枠組み「パリ協定」について、国内での批准手続きを急いでいると説明した。 また、韓国政府が国連経済社会理事会(ECOSOC)の議長として、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に積極的に取り組んでいると説明し、韓国の開発経験を踏まえ、国際社会への貢献をさらに強化していく方針を示した。
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