韓国首席代表の金ホン均(キム・ホンギュン)外交部朝鮮半島平和交渉本部長(右)と中国首席代表の武大偉氏(資料写真)=(聯合ニュース)
韓国首席代表の金ホン均(キム・ホンギュン)外交部朝鮮半島平和交渉本部長(右)と中国首席代表の武大偉氏(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国と中国は22日、北京で北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の首席代表会談を行い、制裁を含む北朝鮮の5回目核実験への対応策を話し合う。 韓国首席代表の金ホン均(キム・ホンギュン)外交部朝鮮半島平和交渉本部長はこの日午前、中国首席代表の武大偉朝鮮半島問題特別代表と会談するため、中国に向け出発した。 金氏は出国前、聯合ニュースの取材に対し、「5回目核実験に伴う、現状の厳しさ、国際社会による強力な対応の必要性に対する認識を共有し、国連安全保障理事会での対応措置を含め両国間の具体的な協力策について深く議論する」と述べた。 今回の会談は北朝鮮が9日に5回目の核実験を実施してから、初めて行われる外交当局間接触となる。北朝鮮の核問題への対応策や対北朝鮮制裁に関する目標などについて、両国間の隔たりを埋めることに焦点が合わせられるとみられる。 会談では中国側の意図を探る機会もあると予想される。特に、北朝鮮の核開発を支援してきた疑いが持たれている中国遼寧省の企業「丹東鴻祥実業発展有限公司」については米中が捜査しており、韓国当局も注目している。
Copyright 2016(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0