被災地を訪問した朴大統領=20日、ソウル(聯合ニュース)
被災地を訪問した朴大統領=20日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は20日、相次いだ地震で被災した南東部の慶州市を訪問した。 慶州市では12日、韓国の観測史上最大規模となるマグニチュード(M)5.8と5.1の地震が相次いで発生。同市などによると、地震により48人が負傷し、建物の破損など4438件の被害届があった。19日にはM4.5の余震が起きた。地震発生後、朴大統領が地震の現場を訪れるのは初めて。 青瓦台(大統領府)によると、朴大統領は慶州市内の韓屋(韓国伝統家屋)村を訪問して被災者を激励。早期復旧に向け、全面的に支援する姿勢を示した。 また、12日の地震で手動停止した月城原発を視察し、地震対策を再点検するよう指示した。 朴大統領は13日の閣議で、「今回の地震を受け、原発など主要施設の地震防災対策を全面的に再点検し、今後発生し得るさらに大きな地震に徹底して備えなければならない」と強調していた。
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