気象庁が発表した余震の震源地(赤い点)=19日、ソウル(聯合ニュース)
気象庁が発表した余震の震源地(赤い点)=19日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の気象庁は19日午後8時33分ごろ、南東部・慶州の南南西11キロ地域でマグニチュード(M)4.5の余震が発生したと発表した。 12日のM5.8の地震発生から続いた約300回の余震の中、最も大きい。余震は19日午前9時まで計374回あった。 揺れは慶州付近の釜山や大邱のほか、中部の大田、ソウルや京畿道など、全国で感知された。慶州市内では揺れを感じ、屋外に避難する住民の姿も見られた。 釜山市教育庁は生徒たちを運動場に避難させ、安定したら帰宅させるよう指示した。釜山市内の地下鉄は1分ほど徐行したが、現在は正常に運行している。 消防当局にはよると、現在まで被害届は出されていない。 韓国の原発運営会社の韓国水力原子力は慶州にある原発など、全国の原発が正常に運転していると明らかにした。12日の地震で手動停止した月城1~4号機は検査のため、稼働を停止している状態だった。
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