起亜自動車SUVのHV「ニロ」(資料写真)=(聯合ニュース)
起亜自動車SUVのHV「ニロ」(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国自動車業界によると、現代自動車、起亜自動車、ルノーサムスン、韓国GMの完成車メーカーが今年1~8月に韓国市場で販売したハイブリッド車(HV)と電気自動車(EV)などのエコカーは3万4781台だった。昨年1年間のエコカー販売台数3万1703台を上回った。 最も多く売れたエコカーは、起亜自動車の小型スポーツタイプ多目的車(SUV)HVの「ニロ(NIRO)」。今年3月の発売開始から先月までに1万1743台を売り上げた。 韓国のエコカー専用モデルの先駆けとなった現代自動車の「アイオニック(IONIQ)」は、1~8月にEVモデルを合わせ計7922台が販売された。このままいけば、年間1万台を突破するとみられる。 エコカーの輸出も昨年より増加している。 今年1~8月の輸出台数は現代が1万4470台、起亜が1万5968台の計3万438台を記録した。前年同期比13%増加した。 7月から欧州へのニロ、アイオニックの輸出が本格化しており、エコカーの輸出増加傾向は続くとみられる。 また、現代と起亜は年内に米市場でエコカー新モデルを発表する予定で、輸出はさらに伸びる見通しだ。 現代と起亜は現在12車種を展開しているエコカーモデルを2020年までに28車種に拡大する計画だ。
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