サムスン電子「ギャラクシーノート7」リコールも、ライバルAppleに直接的な恩恵は無し?
サムスン電子「ギャラクシーノート7」リコールも、ライバルAppleに直接的な恩恵は無し?
サムスン電子が、バッテリー発火事故の報告により「ギャラクシーノート7」のリコールを決定した。この措置で、サムスンは250万台以上をリコールすることとなった。これに、多くの専門家はライバル=Apple(アップル)に恩恵がもたらされると分析したが、一部では「Appleが直接的な恩恵を受けることはない」との意見は提起された。

 来る7日(現地時間)、Appleは新製品の発表をおこなう予定だ。サムスン電子のリコール措置が断行された直後、製品が公開されるという点でさらに市場の注目が集中している。

 しかし、CNBCはサムスン電子の顧客基盤を奪うためには、Appleは新製品で勝負に出る必要があると強調する。

 ダニエル・ニューマンアナリストは「Appleがどれだけ革新を成し遂げたのかが重要」とし、「サムスン電子とAppleが互いに顧客確保のため、し烈な競争を繰り広げている中で、結局の核心はソフトウェアになるだろう」と説明。

 また「消費者がサムスン電子のニュースに大きな関心を向けているとは思わない」と分析した上で、「ユーザーはただ、スマートフォン市場において『今月、どのスマホが99ドル以下で売られるの?』と質問する。このようなユーザーが市場の大部分を占めている」と説明した。

 Appleの新製品発表を前に、多くの専門家らが今回公開される「iPhone7」はこれまでの機種と比較して「大きな変化はない」と予測し、サムスン電子のリコール問題という点を勘案してもAppleにもたらされる恩恵の度合いは「大きくない」と予想した。

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