韓中首脳、THAAD問題勃発後、初の対面=進展あるか注目
韓中首脳、THAAD問題勃発後、初の対面=進展あるか注目
THAADミサイル(終末高高度防衛ミサイル)の韓国内配置問題をめぐり、意見のぶつかり合いを見せている韓国と中国が5日、両国首脳会談を通して関係改善を模索できるか、注目が集まる。

 青瓦台(韓国大統領府)によると、朴槿恵(パク・クネ)大統領はこの日午前、中国で開催される主要20か国(G20)首脳会議に出席し、習近平国家出席と両者首脳会談をおこなう。

 両首脳はことし3月、米国・ワシントンD.Cで開かれた会談以降、5か月ぶりの会談となり、去る7月のTHAADミサイル配置決定の発表後は初めての対面となる。

 中国外交部が朴大統領との首脳会談を前に、THAAD反対の立場を公式発表したのは、THAADに対して自国の立場変化がないことを明確に示したものと分析される。そのため、今回の首脳会談では、両者がどこまで歩み寄れるかが焦点となる。

 一方、両国は会談結果を含めた共同発表文は公にしないと伝えられている。

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