<サッカー>韓国代表監督に就任して2年、「現実」の前に立つシュティーリケ氏
<サッカー>韓国代表監督に就任して2年、「現実」の前に立つシュティーリケ氏
ドイツ出身のウリ・シュティーリケ氏(61)がサッカー韓国代表監督に就任したのは2014年9月のこと。いつの間にか、監督就任から2年という歳月が流れた。

ウリ・シュティーリケ の最新ニュースまとめ

 来る9月1日、ソウルワールドカップ競技場で開かれる中国との2018ロシアW杯アジア地区最終予選・1次戦と6日のシリア戦(2次戦)は、シュティーリケ監督と代表チームがどの程度レベルを上げたのか評価される”現実的な場”となる。

 7年ぶりに迎え入れる外国人監督を推薦した大韓サッカー協会の選択は、サポーターの大きな歓声を導き出し、シュティーリケ号は国民の拍手の中で巡航を繰り返した。その中で、イ・ジョンヒョプ(FW)、イ・ジェソン(MF)、クォン・チャンフン(MF)、チョン・ウヨン(MF)、チャン・ヒョンス(DF)、キム・ジニョン(GK)など、これまでスポットライトを浴びることがなかった選手たちを発掘。隠れた才能を開花させながら、シュティーリケ監督の鋭い洞察力も同時に花開いた。

 しかし、ここまではパーフェクトと言っても、ここからが勝負という声も少なくない。

 2年という歳月は、決して短い時間ではない。今後は、選手のチェックを終えた状態で、自身の哲学を反映させた「シュティーリケのサッカー」を整理し終える段階だ。

 韓国は、W杯本戦に進むため最後の関門となる最終予選で中国、シリア、カタール、イラン、ウズベキスタンと戦う。この中で2位以上を決めて、ようやく本戦切符が与えられるのだ。万が一、3位となった場合には、プレーオフという”茨の道”を進まねばならない。

 まずは、9月1日のホーム・中国戦でシュティーリケ監督の”2年間”が試される。

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