ロッテグループ不正疑惑を捜査中である韓国検察が自殺したロッテグループの故イ・インウォン副会長の葬儀が終わり次第、捜査を再開する予定だ。(提供:news1)
ロッテグループ不正疑惑を捜査中である韓国検察が自殺したロッテグループの故イ・インウォン副会長の葬儀が終わり次第、捜査を再開する予定だ。(提供:news1)
ロッテグループ不正疑惑を捜査中である韓国検察が、自殺したロッテグループの故イ・インウォン副会長の葬儀が終わり次第、捜査を再開する予定だ。

 ソウル中央地検のロッテ捜査チームは、イ副会長の葬儀の手続きが終わり次第、グループ次元で造成されたと疑われている裏金の使途など捜査を行う計画だと29日、明らかにした。

 検察は当初、今週中に重光昭夫(韓国名:シン・ドンビン、重光武雄氏の次男、61)会長、重光宏之(韓国名:シン・ドンジュ、62)前日本ロッテホールディングス副会長、ソ社長らグループの主要関係者3~4人を召喚する予定だった。

 しかし、イ副会長の死亡の知らせが伝えられた直後、検察は昭夫会長の召喚日程など、捜査日程を全面的に再調整するという立場を明かした。

 また検察は、イ副会長が残した遺書が検察捜査に影響を及ぼさないだろうと一線を引いた。検察の高位関係者は「捜査や犯罪容疑の立証は証拠によらなければならないため」と説明した。

 イ会長はロッテグループ次元の裏金はないという内容と、2015年までは重光武雄(韓国名:辛格浩/シン・ギョクホ、95)総括会長がすべての決定を下したという内容を遺書に残したことがわかっている。

 ただし検察は「(ロッテグループ関係者については)検察次元の配慮が必要だと考えたため」とし、葬儀手続きと関連のないロッテグループ役員以外の人々については捜査を継続すると付け加えた。

 検察は、武雄氏をどのように捜査するかも検討中だ。現在、検察は武雄氏の居所を直接訪問し、被疑者調査を行う法案を検討している。


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